理学療法士(Physical Therapist 略してPT)は、身体に障害がある人等の身体運動機能の回復・維持・向上を図り自立した日常生活が送れるように医師の指示の下、運動の指導や物理療法を行う医療技術者です。
成人:脳卒中、パーキンソン病、廃用性症候群などによる運動機能低下の抑制支援等。小児:脳性麻痺、ダウン症、運動発達支援など。
主な内容
①痛みの緩和、麻痺の回復などの目的のために、機器などを用いて電気治療などを行う
②個々に合った治療プログラムの作成を行う
③身体機能の改善・回復の為の運動療法を行う
④社会復帰の為の自立支援のお手伝い
言語聴覚士(Speech Therapist 略してST)は、言葉によるコミュニケーションや嚥下(えんげ)に困難を抱える人を対象に、その問題の程度、発生のメカニズムを評価しその結果に基づいて訓練・指導等を行います。
成人:脳卒中、加齢等による言語面、飲み込み(嚥下)面の機能低下の支援等。小児:言葉の遅れの支援、食べることや飲むことの発達支援など。
主な内容
①言語や聴覚に障害を持った方々に対して検査・訓練を行う
②食べ物をうまく飲み込めないといった、摂食・嚥下障害に対しての訓練や指導を行う
③失語症や記憶障害、または認知症などの患者さんに対して、コミュニケーションの為の訓練を行う